ジェムソン スタンダード
爽快なのにコクがある。相反する魅力をあわせ持つNo.1*アイリッシュウイスキー。
*出典:2022年の一年間。
出典:こちら
種類 | ブレンデッド |
蒸溜所 | コーク ミドルトン蒸溜所 |
価格 | 2,240円 /700ml(希望小売価格) 2,204円/700ml(Amazon価格) |
度数 | 40 |
香り | ほのかなフローラルさに、スパイシーなウッドと甘みを感じる香り。 |
味 | スパイシー、ナッツ、バニラの香りの絶妙なバランスの中に、シェリーの甘味がほのかに混ざり、すばらしく滑らかな味わい。 |
余韻 | スムースで余韻の残るフィニッシュ。 |
公式サイト | https://www.jamesonwhiskey.com/ja-jp/ |
Amazonリンク | https://amzn.to/3VRJVhU |
テイスティングノート
甘み | ★★★☆☆ |
コク | ★★★☆☆ |
ピート感 | ☆☆☆☆☆ |
まろやか | ★★★☆☆ |
個性 | ★★☆☆☆ |
1. 特徴
ジェムソン スタンダードは、アイリッシュウイスキーの代表的な銘柄として知られています。
ピートを使わず密閉炉でじっくり乾燥させた大麦を原料とし、3回の蒸留により、スムーズでクリーミーな口当たりを実現しています。
また、オーク樽で最低4年間熟成されております。
非常に飲みやすく、バランスの取れた味わいが魅力です。
2. 歴史と背景
ジェムソンの歴史は1780年、スコットランド出身のジョン・ジェムソンがダブリンで蒸留所を設立したことから始まります。
ジェムソンは「トリプルディスティレーション」(3回蒸留)を採用し、スムーズでクリーミーな口当たりを実現しました。
19世紀には急速な成長を遂げ、特にアメリカ市場で成功しましたが、20世紀初頭にはアメリカの禁酒法、アイルランド独立戦争、第一次世界大戦などが影響し、業界全体が大きな打撃を受けました。
困難を乗り越えるために、ジェムソンは他の蒸留所と合併し、ミドルトン蒸留所を設立しました。
1966年にはパワーズ、コーク・ディスティラーズと合併してアイルランド蒸留会社を設立し、品質を向上させました。
1970年代には重税や市場の縮小に直面しましたが、1988年にフランスのペルノ・リカール社に買収され、グローバルなマーケティング力を活用して再び世界市場での地位を確立しました。
現在、ジェムソンは世界中で愛されるブランドとなり、その歴史は革新と挑戦、復興の物語として多くのウイスキー愛好者に知られています。
3. おすすめの飲み方
・ジェムソン・ソーダ:スムースな味わいを存分に味わうには、ガーニッシュを加えないシンプルなソーダ割りがおすすめです。
・ボウ・ストリート・コリンズ:ジェムソン スタンダード、リレブラン、エルダーフラワー リキュール、レモン果汁を混ぜ合わせます。
・ジェムソン ジンジャー&ライム:ジェムソンと、ジンジャーエール、ライム果汁の組み合わせが、リフレッシュ感を演出してくれます。
●作り方
- グラスに氷を入れ、ジェムソンをワンショット注ぎます。ジンジャーエールを注ぎ、軽くステアして混ぜます。
- 大きめのライムのくし切りを、果汁を絞り入れてからグラスに入れます。
- ジェムソン1に対してジンジャーエール3の割合がお勧めです。
4. まとめ
ジェムソン スタンダードは、そのスムーズでクリーミーな口当たりとバランスの取れた味わいで、世界中のウイスキー愛好者に愛されています。
3回の蒸留により実現された滑らかな口当たりは、オーク樽で最低4年間熟成されることで、バニラやハチミツのような甘い香りとナッツやスパイスのほのかな風味が引き立てられます。
ストレート、ロック、カクテルなど多様な飲み方で楽しめるため、初心者から上級者まで幅広い層に愛されるアイリッシュウイスキーの象徴です。
ジェムソン スタンダードは、歴史と品質が融合した魅力的な一品として、多くのウイスキー愛好者におすすめです。
参考にしたサイト
・Jameson Irish Whiskey – Official Website
・https://www.jamesonwhiskey.com/ja-jp/
・Whisky Advocate – Jameson Review